【読書ノート】ハンザ 12―17世紀 フィリップ・ドランジェ著

ハンザは、かつてドイツ北部の諸都市を中心にした貿易の共同体。今みたいな国民国家がないころの貿易はハンザのような共同体が担っていた。自由貿易を否定するかのような動きがアメリカにあるけど、こういう時代だからこそ学ぶ価値がある。

2017/10/23

【書評】BlackBox 著者:伊藤詩織 ー 日本が女性にとっていかに生きづらい国かを教えてくれる

こういうスキャンダル的な本は色々な噂とか賛否が飛び交って、何が本当なのかよくわからない。ただ、本書を読んで一つ確かだと感じるのは、日本は女性の社会進出が遅れ過ぎているということ。例えば、国会議員にもっと女性が多ければ、こういう問題が今後起きた際にクリアになりやすいだろう。

2017/10/18

【書評】ペストの記憶 ー 感染症の流行を追体験できる

1655年のロンドンで流行したペストをあつかった作品。完全なフィクションでもなく、ノン・フィクションでもない、史実に近い形をとったルポルタージュのような小説。著者はロビンソンクルーソーの作者:ダニエル・デフォー。本書を読めば人類を滅亡させる可能性がある一番高いのものは核ミサイルではなく感染症だと分かるだろう。感染症の流行の際に生死を分けるのが何なのか、知っておいて損はない。

【投票前に考える3】公明党を知る本「創価学会と平和主義」の書評

公明党 → 創価学会 → 思考停止、という人が多いが、まさにそういう人に「創価学会と平和主義」を読んでほしい。この本は著者:佐藤優がキリスト教徒なので、創価学会員が自分たちのために書いた創価学会の本とは一線を画す。思考停止になりがちな創価学会というテーマについて、読者は冷静に読むことができる。

2017/10/08

【書評】日の名残り カズオ・イシグロ

物語はイギリスの、かつては由緒ある屋敷だった執事スティーブンスが、新しいアメリカ人の主人を迎えてから初めてまとまった休暇をもらい旅に出るという設定になっている。執事は新しい主人のもとで屋敷をたった4人の使用人でやりくりすることを求められ、旅のついでにかつての同僚ミス・ケントンを再度一緒に働こうと誘うことを思いつく。

2017/09/27

【書評】チーズと文明  ドラクエのサイクロプスもチーズを食べてた

「チーズと文明」を読むと、チーズと共に歩んできた人類の歴史を追体験できます。「チーズだけでよくここまで語れるな」と感心しちゃいます。チーズとか牛乳って子供の頃から口にして、誰しも何かしら思い出あると思う。子供の時からチーズケーキが好きだとか、牛乳飲んでお腹こわしたとか、牛乳飲んだら背が伸びるっていう神話を信じてたくさん飲んだけど伸びなかったとか。こんな身近なチーズとミルクの歴史はと〜っても古いと、「チーズと文明」教えてくれます。

2017/09/24

【書評】サピエンス全史

最近、ビッグヒストリーという言葉を耳にするようになった。一般的な世界史、つまりギリシャ、次にローマ、そして並行して古代中国から始まる歴史ではなく、宇宙の誕生から始まり、地球が生まれて、生物が誕生し、やがて人類が誕生する。こういった大きな流れで歴史を捉えるという考え方だ。サピエンス全史はそんなビッグヒストリーの発想に近い歴史本だ。

2017/09/22

毒のあるエネルギッシュな人に会ったときの対処法を学べる ー 【書評】チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷

本書を読めば西暦1500年頃のイタリアにタイムスリップして時代を目撃したような気分を味わえます。日本では無名だが、ルネサンス期のイタリアで20代前半で領土も兵士もない状態からたった4年で頭角を表したチェーザレ・ボルジア。目的のために手段を選ばないその毒のある生き方は、爽快そのもの。面白くて一気に読めます。

2017/09/10

【書評】歴史の証人 ホテル・リッツ

19世紀末の華やかなパリから、二つの世界大戦とその破局、キャパやへミングウェイ、ド・ゴールなどの20世紀を代表する人物、シャネルやフランスのダークサイドなど数々の歴史を目撃したホテル・リッツの証言。フランス好きにはおすすめの一冊。

不倫報道が増えている理由とスマホ中毒者の意外な関係

スマホでネットばかり使っているとバカになる。SNSで仲間内でつるんでばかりだとバカになる。だから一度ネットとの付き合い方をしっかり考えたほうがいい。不倫報道が増えたのは、バカな人がネットで反応したのをテレビ制作者が確認できるようになったから。

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