2015/11/18

初めてのWeb担当者がWeb制作会社を選ぶ時の5つの心得

Web制作の料金はいくらするのか?どこに頼めばいいのか?このページではそんな疑問を解決するべく、Web制作に関する注意点をまとめてみた。依頼する際の注意点なども併せて掲載する。
※この記事は、ウェブサイトで集客したい、SEOで上位を狙いたいと考えている人が読む前提で書く

目次

  • Web制作の料金相場は時価の寿司と同じ
  • 格安Web制作はお金を捨てるのと同じ
  • Web制作は設計図がなくてもできてしまうのが問題
  • 粗悪なWeb制作業者を見分ける方法
  • Web制作料金の相見積もりは無意味

Web制作の料金相場は時価の寿司と同じ

まずはサンプルで選んだWeb制作会社の料金の一覧を掲載する。業界では有名なWeb制作会社を選んでみた。

Web制作の料金相場
会社名 Lig ミスターフュージョン ビービット Wacul どっかの格安Web制作会社
ランディングページ制作 見積もり 見積もり 見積もり 100万〜 5万円
Webサイト改善 見積もり 見積もり 見積もり 300万円〜 5万円
Webサイトリニューアル 見積もり 見積もり 見積もり 500万円〜 5万円
アクセス解析 見積もり 54万円〜(月) 見積もり 大抵受けない
リスティング運用 見積もり 100万円の広告費〜 + 20%の手数料 見積もり 大抵受けない

これらのWeb制作会社の料金表を見ると、結局いくらなのかまったく分からない(笑)。一体ぜんたい各Web制作会社ごとに何が違うのだろうと思うだろう。実は会社ごとの基本料金以上に注意すべきことがある。それは次の2つの点だ。

  • Webのプラニングを含むかどうか
  • 全体リニューアルか部分改善か

Web制作は大きく分けてプラニングと制作に分けることができる。建築物でも建築士が設計する領域と、大工が実際にトンカチを叩く領域は異なる。
Webのプラニングは設計図、制作はトンカチを叩くことに該当する。つまりWeb制作料金の差は、Webプラニングが含まれているかどうかによる。格安の制作会社はプラニングはやってくれない。というよりできない。

格安Web制作はお金を捨てるのと同じ

格安のWeb制作会社は適当なテンプレートに沿って画像とかロゴを少し変えるだけのようなページを量産し、まったく無内容のウェブサイトを納品する。お客さんがそれで納得するなら何も問題ないが、この手の格安サイトは一切ウェブ集客ができない。
質が低すぎて誰も見ないからだ。納品後の修正も応じてくれない。受けるとしても法外な価格で受けることになる。下手したら修正がサイト制作より高くなる。

一方、ちゃんとしたWeb制作会社はプラニングをきっちりやってくれる。顧客の会社のWeb担当者をフォローしてくれたり、信頼している関連業者を紹介してくれたりする。

Web制作は設計図がなくてもできてしまうのが問題

問題はプラニングという概念を持っていない会社にWeb制作を依頼してしまった場合だ。Webサイト(ホームページ)は設計図がなくても、なんとなく制作できてしまうのだ。これが建築物とは大きく違う点だ。
例えば、デザインが好きな人がなとなくWebデザイナーになったような人が集まったWeb制作会社は、なんとなくWebサイトを作ってお客さんに納品してしまう。デザインの優れた見栄えのいいサイトができるため、依頼者も納得する。しかし!結果としてどうなるか?

Webサイトの目的も何もないまま、Webに関して素人のお客さんの言うままにWeb制作を進めてしまい、なんとなくデザインはきれいなんだけど、内容の空疎なWebサイトができてしまう。
仮にお客さんが集客やリード獲得を目的としたWebサイトが欲しい場合、高い料金を払ったのにアクセス数が集まらず、不満を持ちクレームになる、という流れはよくあることだ。

格安Web制作に頼む意義

もしあなたが、Web制作の目的が単なるカタログのようなホームページ、会社パンフレットをそのままホームページにしたようなものを制作するという目的なら、格安のホームページ制作とかに依頼するのは悪く無い。
5万円と5ページ〜10ページとかで作ってくれると思う。あるいはWebで集客する必要がないような業種や会社なら、そもそもWeb制作にコストをかける必要すらない。

しかしあなたが、Webサイトでウェブ集客したりリード獲得をしたいのならWebサイトの設計をきちんとできる制作会社に依頼するほうがいい。
その際に外注だからと丸投げするのではなく、あなた自身がWebサイトの重要性を理解し、方向性や目的をきちんと考えて依頼しないと、ちゃんとしたWebサイトにはならない。
というか、丸投げ体質の場合、腕のいいWebコンサル会社は仕事を受けないだろう。Webブランディング、Web集客などは丸投げして済むような類のものではないからだ。

これは飲食店の内装をイメージしてもらえればいい。例えば新しくレストランやバーを作る際、あなたがオーナーならお店の方向性を施工業者にちゃんと伝えると思う。まさか100%完全に丸投げはしないでしょ。Webサイトもそれと同じ。

粗悪なWeb制作業者を見分ける方法

逆に言えば、あなたがWeb制作会社に丸投げするふりをして、それに対して相手が「うちは何でもやります」と気軽に言ってくるWeb制作会社はかなり怪しいと見ていい。
受注するために必死で、常に新規開拓をし続けているような会社だからだ。そういう会社に安易にWeb制作を依頼すると、たとえ料金は安くとも結果として何の成果もでないWebサイトが納品されることになる。あなたの資金と時間を完全に浪費するだけだ。

Web制作料金の相見積もりは無意味

こう見ていくと、Web制作料金を相見積もりして比較することなんて何の意味もないことが分かるだろう。何かメーカーの商品を買うなら複数のECサイトで価格比較すれば少しでも安く買える可能性はある。
しかしWebサイトについて真剣に考えるなら、少しでも安い料金でWeb制作に依頼するなんてナンセンス。これが理解できないとずっと同じ失敗を繰り返すことになる。

まとめ

  • Web制作料金と格安制作会社の違いはプラニングを含むかどうか
  • 料金比較で安い会社に依頼するのは無意味
  • あなた自身が考えないとWeb集客の成果は絶対に出ない

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このブログの筆者

早川朋孝
早川朋孝
ネコ好きな読書家。
月一冊は専門書を読むのが目標。年間読書計画はだいたい決まっているが、だいたい横にそれるのが悩み。好きな作家は塩野七生さん、佐藤優さんなど。タバコ嫌いで、ちょい右寄りです。

仕事はウェブが専門。学生の頃よりウェブ制作に従事し、CMSの提案やアクセス解析が得意。上場企業や、東京オリンピック関連サイトなど大規模ウェブサイトのプロジェクトを多数経験。仕事のウェブサイトはこちら
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