WordPress構築で失敗したくないWeb担当者が真剣に読む記事

もしあなたがオウンドメディア構築を検討しているWeb担当者で、かつ過去にウェブサイトのリニューアルで失敗した経験があるなら、この記事は真剣に読む価値がある。上の写真のような寂しいアクセスにならないために、何に注意すれば魅力的なオウンドメディアとなるかを考えてみる。

目次

  1. だめWeb制作会社の営業実態
  2. どうやって魅力的なオウンドメディアを構築していくか
  3. 攻めの姿勢で投資を回収する
  4. オウンドメディア構築に関するまとめ

だめWeb制作会社の営業実態

Web制作に関する営業で今の流行りは「オウンドメディア」だろう。多くのだめWeb制作会社が「オウンドメディア」という言葉で電話営業をしまくっている。だいたいまっとうなWeb制作会社ならば彼ら自身のオウンドメディアを作れるはずだから、その運用でインバウンド集客できているはずだ。
それなのにアウトバウンドの電話営業をしてくるのは、オウンドメディアを運営できていない証拠でしょ。SEO業者が電話営業してくるのと同じ。彼らはオウンドメディアを理解していないし、SEOもできない。だから電話営業に頼ってリテラシー低い人から巻き上げるしかない。

高価なCMSを使ってるとかの理由で100万円以上を平気で受注するが、完成したオウンドメディアという名前のホームページは、5万円の格安ホームページと変わらない。
この手の営業会社は、「地鶏」を使っていると宣伝してる焼き鳥屋が実際はなんのブランドもない国産鶏肉を使ってるのと同じようなもの。いや、それよりたちが悪い。

だめ営業会社は顧客視点になって考えることができないから、できあがったオウンドメディアも顧客視点を欠いている。彼らの実態は格安ホームページ会社や個人事業主に外注して、ブログ記事はランサーズに一記事いくらのような方式で買い叩き、自分たちは法外な中間マージンをとっているというのが実情。
効率と利益と売上のみを重視して「顧客満足度」という発想がない。そして自己中な奴がトップをやってる。

こう書くとアウトバンドの電話営業に悪い印象もつかもしれないが、必ずしもそうではない。なぜなら電話しかアクセスできない層がいるから。
Googleもリスティング顧客を獲るのにテレアポをしてるしね。本来、アウトバウンド営業って以下のようなもの。熱意だけでなく、営業分野の素養が大事なわけ。

アウトバウンドの基本は「自分と取引していただくとあなたに絶対利益をもたらしますよ」という確固たる信念と自信だからである。
「金目当て1本」の詐欺や闇金みたいなアウトバウンドはバカしか引っかからない。なのでテレアポの営業は高い技術レベルとともに、熱意と信頼感を訴えることが重要なのである。営業マンのレベルと素養でアポイントの取れる確率は何倍どころか10倍以上も変わってくる。
引用元:ネット時代の営業はアウトバウンドからインバウンドへと移る http://www.landerblue.co.jp/blog/?p=9735

素養がなく求人案内の高い成果報酬にだけ注目して募集する奴は顧客視点がなく自分のことしか考えていない。だからそういう奴は平気でテキトウなこと言う最低の営業担当。
昔、実際に経験したことなのだが、電話回線の営業が飛び込みできたので相手をしたことがある。彼は「今より安くなりますよ〜」という旨の案内をして、最後に一言「ところで御社は何屋さんなんですか」。。。。
それくらい何屋なのか調べてから営業にきてくれ。こういう営業担当がいるようなブラックな営業会社はスタッフの入れ替えが速い。すごく速い。でも利益をだしてるからのさばって数は減らない。

もしあなたの会社のウェブサイトがそういう連中に依頼してできたものなら悲劇というしかない。そういう顧客視点を欠いたウェブサイトの場合、表面的な改善をいくらしても売上も成約率も上がらない。根本的に見直すしかない。

どうやって魅力的なオウンドメディアを構築していくか

魅力的なオウンドメディアを構築して、どう運営していけばいいか?簡単である。上記の逆をやればいいだけのこと。つまり顧客視点を持つ
それだけでいい。でも人間ってなかなかそれができない。だからコンサルとか弁護士がいるのだけど。まぁ、とにかく顧客視点を養って、その観点からウェブサイトなりオウンドメディアをプラニングしないと、永久にPVは増えない。ウェブサイト経由の売上も増えない。

顧客視点を養うには以下のような問いを自身に問いかけること。ドラッカーが勉強になるので引用する。

現代の経営 上 p71
われわれの事業は何か」を知るための第一歩は、「顧客はだれか」という問いを発することである。現実の顧客、、潜在的な顧客はだれか。顧客はどこにいるか。顧客はいかに買うか。顧客にいかに到達するかを問うことである。
現代の経営 上 p73
キャデラックの人間は、自分たちは自動車を生産しており、GMOのキャデラック事業部であると考える。しかし、4000ドルのキャデラックを買う人は、交通手段を買っているのか。それとも富のシンボルを買っているのか。換言すれば、キャデラックはシボレーやフォードと競争しているのか。それとも、ダイヤモンドやミンクのコートと競争しているのか。

顧客視点のオウンドメディア構築手順

例えば以下のような手順で顧客視点のある、愛情いっぱいのオウンドメディアを構築できるだろう。

  1. 自社の強みを知る
  2. アクセス解析をする
  3. 攻めの姿勢
自社の強みを知る

これが一番大事だ。どういう点でお客さんに選んでもらうのか。それをしっかり把握する。自分の思い込みで進めず、既存客にちゃんと調査すること。大手企業が必死にアンケートを集めるのはこのため。クレームを有料で買い取る会社もあるくらいだ。
アンケートを見ると、実際に自分で思っていた点と異なることが多々ある。それくらい客観性がないといけない。このスタート地点が違うと何をやっても空回りする。
面倒がらず時間と予算をかけてやるしかない。そのリスクを取る気がないのなら、お客さんに愛されるオウンドメディア構築は不可だろう。

Web制作会社にオウンドメディアを納品してもらって終わりではない。そこからいかに検証しつつお客さんを増やしていくかを、間違ってもランサーズなどのクラウドワークスにブログ記事の更新を依頼してはいけない。丸投げ外注は成長しません。

アクセス解析をする

自社の強みに基づいたオウンドメディアを公開したら、ちゃんとアクセス解析で分析すること。これはすごく大事で、地道にあなたたち自身で考えて分析しないといけない。
ちなみに外部に依頼する場合は、親身になって考えてくれるコンサルでないとだめ。

お客さんに支持されているならオウンドメディアの直帰率は低いはずだし、ウェブサイト滞在時間は長いはず。業種によるが、リピーターも一定数以上いるだろう。
逆に支持されてなければ、直帰率が高い。飲食店を例に考えれば分かる。もしあなたが、偶然すごくまずくて店員の感じが最悪の居酒屋に入った場合、すぐ会計して出ようとするでしょ。
ウェブサイトも同じ。顧客視点にずれがなければ、顧客満足度は自ずと高くなる。ソーシャルでもシェアされるようになる。

分析によってウェブサイトの内容とお客さんが求めるもののズレを明らかにする。それを判断材料にして、修正していけば支持されるオウンドメディアとなる。

攻めの姿勢で投資を回収する

こうやって顧客満足度を高めたオウンドメディアになって初めて、予算をかける意味が出てくる。リスティング、Facebook広告、その他有料ツール、例えばSSL化、高速サーバーなどを使ってオウンドメディア構築にかけた投資を回収する。

よくある勘違いは、アクセス数が少ないからリスティング広告で何とかしようという姿勢。今どきリスティング費用は高騰している。こういう発想ではいくら投入しても高い確率で赤字になるだけだよ。

オウンドメディア構築に関するまとめ

オウンドメディア、ウェブサイト、ブログ、ホームページ、など色々な呼び方があるが、ビジネスで支持される本質はどれも同じ。スマホアプリなども同様。大事なのは顧客視点!

  • 低レベルな営業に騙されないこと
  • 過去にその手のWeb制作会社に依頼して作ったウェブサイトなら、間違いなく顧客視点は欠けている
  • 顧客視点を養い、それを中心にオウンドメディアを構築する
  • 構築後はちゃんと地道に分析する
  • 分析結果をオウンドメディアに反映する

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このブログの筆者

早川朋孝
早川朋孝
ネコ好きな読書家。
月一冊は専門書を読むのが目標。年間読書計画はだいたい決まっているが、だいたい横にそれるのが悩み。好きな作家は塩野七生さん、佐藤優さんなど。タバコ嫌いで、ちょい右寄りです。

仕事はウェブが専門。学生の頃よりウェブ制作に従事し、CMSの提案やアクセス解析が得意。上場企業や、東京オリンピック関連サイトなど大規模ウェブサイトのプロジェクトを多数経験。仕事のウェブサイトはこちら
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