電話営業されて制作したホームページはなぜ売上が上がらないのか

もしあなたの会社のホームページが電話営業されて制作したものなら、かなり高い確率でホームページ経由の売上はほとんどないか、ゼロのはずです。

なぜこんなに断言できるのか?この記事ではその理由を暴露していく。

目次

  • Web制作会社が電話営業してくる理由
  • だめWeb制作会社の仕事の進め方
  • どうやって腕利きWeb制作会社を探すか
  • どうすればホームページの売上が上がるか

Web制作会社が電話営業してくる理由

腕の悪いWeb制作会社は仕事が少ない。だから常に顧客の新規開拓をする必要がある。そして電話営業をたくさんする。こういう図式がある。

もし彼らがちゃんとしたホームページを作れるなら、彼ら自身の会社のホームページをちゃんと作り、そのホームページ経由で集客できるはずである。または、彼らの制作した会社のホームページの評判がいいなら、紹介などで自然と案件が増えるはずである。
しかしそれができないから電話営業に頼るのだ。ちなみに電話営業してくるSEO業者も同じことが言える。詳しくはお盆なのに電話営業してくるSEO業者の実態に書いた通り。

磨かれるたちの悪さ

問題なのはここから。電話営業をしているうちに、彼らは電話営業のスキルを伸ばすのだ。どういう会社に電話をして、どういう営業トークをすればいいか、彼らは経験を積んで覚えていく。
本質的に売上げのあがるホームページというのは完全にオートクチュールのはずなのだが、やつらは決まりきったテンプレートに写真や文章を流すだけ。
楽して利益を上げようとする。こうやって電話営業の餌食になった人のホームページは低レベルのホームページとなり、被害者と低レベルなホームページははどんどん増えていく。とてもたちが悪い。

彼らはいつも客引きしている飲食店と同じようなものだ。料理やサービスの質を高める努力をせず、安易な客引きに走る。せっかく来てもらったお客さんを満足させようという意志がなく、売上と利益至上主義なのだ。

だめWeb制作会社の仕事の進め方

彼らはお客さんにいい提案ができない。売上の上がるホームページを作ったり運用した経験がないからそれを作る方法が分からないし、それ以上にそういう視点、つまり顧客視点を持っていない

お客さんの言いなり

本当にお客さんのことを考えるWeb制作会社なら、けっこう厳しいやり取りをお客さんとする。腕のいいWeb制作会社は素人のお客さんの意見はきかない。例えばこんな感じだ。

お客さん:「ヘッダーのボタンの色を赤にしたい」
腕利き制作会社:「デザインのバランスが崩れるからやめたほうがいいです。それに問い合わせ数が減るかもしれません。絶対変えないでください。」

こんな感じで素人の意見を受け付けない。腕利きなら成果を出す自信があるから、きっちりお断りができる。

一方、だめなWeb制作会社は素人の意見をどんどん受け入れてしまう。彼らは何でもいいなりだ。そうやってどんどん変なホームページとなっていく。これでは売上が上がるわけないのだ。お客さんの言いなりにホームページを作るのは作る側は楽である。言われた通りにやって成果が出なくても、お客さんのせいにできるからだ。次にそういう会社の体制について暴露する。

だめ制作会社の体制

お客さんの言いなりになるWeb制作会社はだいたいこんな感じ。間違いないです、これ。

  • 制作はできないが営業力だけはある社長
  • 折衝能力のないWebディレクター
  • 気が弱いWebデザイナー

社長は営業力があるから仕事はとってこれる。しかし仕事をとった後はディレクターやデザイナーに丸投げする。完全放置。納品したかどうかさえ気にしない。一方、丸投げされたディレクターやデザイナーはお客さんとの折衝ができない。なぜなら気が弱いからだ。本当はいい提案ができる能力があるのに、それを活かせない。

お客さん:「○○社長〜、ホームページのデザインの色変えてよ〜」
制作会社社長:「分かりました、デザイナーに指示しておきます」
制作会社社長:「おい、おまえ色変えとけよ」
デザイナー:(本当はやめたほうがいいと思いつつ)「分かりました。。。。」

こんな感じでホームページ制作は進んでいく。デザインにこだわるお客さんの場合、つい口をはさみたくなるのは当然だろう。しかしそれを「はいはい」と何でも受け入れてしまうのは、お客さんにも作る側にも良くないのだ。
お客さんが希望するのは売上の上がるホームページである以上、その条件を満たすように制作できるのがプロなのだ。デザインがお客さんの希望に合わなくても、最終的な成果の出るホームページのほうがお客さんは喜ぶ。だめ制作会社はびびってそれができない。

ここから学べることは、何でもはいはい言うことを聞くWeb制作会社とは付き合わないほうがいいということだ。

営業会社

ちなみにWeb制作会社の話をしているが、電話営業してくるのがただの営業会社という場合も多々ある。この場合は営業会社は営業だけをひたすらする。たいていめっちゃブラック。スタッフの入れ替わりも速いからいつも皆忙しい。
こういう営業会社の顧客満足度はひたすら下がる一方。彼らは案件がとれたらWeb制作は外注に丸投げする。お客さんに対して何の付加価値も提供しないのに法外な料金を取る。ほとんど詐欺と言える。

どうやって腕利きWeb制作会社を探すか

いい情報は世の表に出てこない。だからなんとなくネットサーフィンしても探しても腕利きのWeb制作会社の情報は出てこない。
彼らは紹介の案件などで忙しいから営業もしてこない。さて、どうやって彼らを探せばいいか?

  1. 手本にしたいホームページをいくつか探す
  2. そのホームページの会社に「どこに作ってもらいましたか」と問い合わせる

手本したいホームページとは、あなたの会社と同業のホームページだ。いくつか候補を探す。そして手本にしたい理由を分析する。すると共通要素が見つかるはずだ。この共通要素はあなたのホームページにも必要な基本項目。
この基本から踏み外すと売上げのあがらないホームページとなる。その基本に加え、あなたの会社の独自性を表現する必要がある。

※典型的な基本を踏み外したホームページのデザイン例。日本人向けなのになぜか英語のメニュー。作った人はおしゃれと思っている可能性が高いが、これでは誰も閲覧しない。

次に思い切ってホームページの会社概要にある電話番号に問い合わせてみる。いきなり「どこに作ってもらいましたか」と言っては一方的過ぎてほとんどストーカー。
「素晴らしいホームページですね」とかしばらく話して、自然な流れで「どういう会社に制作してもらったのですか」と聞けばいい。質問を複数すれば直接的な印象を薄めることができる。

ほかにも「Web制作会社年鑑」などを買うのもありだろう。もっとも、腕のいいWeb制作会社はリテラシーの低い客は相手にしてくれないことが多い。あなた自身が最低限の勉強をしてからでないと、話を聞いてくれない可能性が高い。売上の上がるホームページというのはそんなに簡単に出来上がるものじゃないのだ。
地道な努力を重ねないといけない。間違っても制作会社に丸投げしても売り上げのあがるホームページにはならない。

まとめ

電話営業されて制作したホームページはなぜ売上が上がらないのかについて暴露っぽく書いてきた。この記事の要点を以下にまとめておく。

  • 電話営業してくるホームページ制作会社、SEO業者は断ること
  • 素人のあなたの言うことを「はいはい」何でもきくWeb制作会社とは付き合うな
  • 美味しい情報は表に出てこないのだから自分から積極的に探しにいけ
  • ホームページから売上を上げたいのなら丸投げせず、あなた自身もちゃんと勉強すること
  • ホームページの基本を踏みはずさず、かつ独自性を表現する。そういうコンセプトを制作会社に伝えること

これを守れば、ばっちりOK。健闘を祈ります。

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このブログの筆者

早川朋孝
早川朋孝
ネコ好きな読書家。
月一冊は専門書を読むのが目標。年間読書計画はだいたい決まっているが、だいたい横にそれるのが悩み。好きな作家は塩野七生さん、佐藤優さんなど。タバコ嫌いで、ちょい右寄りです。

仕事はウェブが専門。学生の頃よりウェブ制作に従事し、CMSの提案やアクセス解析が得意。上場企業や、東京オリンピック関連サイトなど大規模ウェブサイトのプロジェクトを多数経験。仕事のウェブサイトはこちら
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