2017/07/20

藤井四段を育てたモンテッソーリ教育は白金の幼稚園だと月23万

藤井四段はいったいどんな教育を受けたのか?

人気沸騰中の藤井四段。中学生なのに将棋で29連勝した。いったいどんな教育を受けたのか?と気になっている世の中のママたちは多いだろう。藤井四段が受けた教育は以下の記事によると「モンテッソーリ教育」。
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1846436.html

モンテッソーリ教育は19世紀末のイタリア人女性マリア・モンテッソーリが提唱した教育法だ。この教育を受けたの人物にはアンネ・フランク、キャサリン・グレアム、ジェフ・ベゾス、サーゲイ・ブリン、ラリー・ペイジ、ジミー・ウェールズなどがいる。そして藤井四段。
最近読んだ作家の佐藤優さん著「悪魔の勉強術」に、このモンテッソーリ教育について記載があったので紹介する。

モンテッソーリ教育をやっている幼稚園をこの前、見学に行ったのですが、非常に面白かった。

教室にいろんな遊具が置いてあって、子どもたちがやりたいものを勝手に選ぶんだ。その時は、二歳半の女の子が、普通は四歳くらいの子がやる、針を使って、ボタン穴に通して、何かと結びつけるという作業をやっていた。二歳半だとまだ手先が器用じゃないから、なかなかできないわけです。十分くらい一人でやっていたけど、ついに「できない!できない!と、机に手を叩きつけて、突っ伏して泣き出したんです。

すると先生が横に来て「◯◯ちゃんには、ちょっとこれはまだ早いよ」って、「こっち(年齢相応の)をやるよ」って言ったら、「嫌だ!」と言う。しばらく「できない!できない!」と泣いていたけど、泣きやんだと思ったら、もう一回トライした。そうしたら今度は40分ぐらいチャレンジし続けているんですね。最後にようやく紐を通すことができた。そうしたら、立ち上がって自分で「できた!」って言って、拍手していました。」

要するにこうして、自発的に根気をつけさせていくわけです。0歳から毎日10時間ここに来ているから、今度は小学校に上がると、午後には時間を持て余す。勉強時間が足りない、もっと勉強したい、もっと運動したいって言い出すのです。

なんでこの話をしたかというと、こういう勉強をして、ジェフ・ベゾスのような人たちが登場してきた事実から、学びとってほしいと思ったからなんです。つまり、この人たちの成功の秘訣は、0歳から6歳までに身につけた勤勉性だということです。こういう勤勉性が身についている子どもは、毎日3時間、土日には5時間の勉強をすることも全然、苦にならない。だって、生後10ヶ月のときから訓練されているわけだから、集中力がある。

「悪魔の勉強術」p216

なるほど、こんな教育を受ければ集中力が身につくかもしれない。そんな集中力が身につくなら、私も今からでもモンテッソーリ教育を受けたい!でも手遅れ。なぜならモンテッソーリ教育は生後10ヶ月から始まるから。

文中の幼稚園が具体的にどこの幼稚園かは知らないが、モンテッソーリ教育をしている幼稚園が白金にあるのは知っている。子供服で有名な「ファミリア」の運営する幼稚園で、なんと月23万!ちーん
https://www.familiar.co.jp/preschool/plan.html

さすがに月23万円は厳しいが他にもモンテッソーリ教育をしている幼稚園はるようなので、興味のある方は以下のリンクで検索してみてください。
http://monte.op-gt.com/monte-school/all_monte_school_navi.html

さらに、近くにないけどかわいい我が子にどうしてもモンテッソーリ教育を受けさせたいなら、あなたが自身がモンテッソーリ教育について勉強する手段もあります。先日たまたま目についた新聞広告で、モンテッソーリ教育に関する書籍があった。

さて、この新聞広告を見て「わたしの子も藤井四段みたいになれるかも」と淡い期待をしたあなた。1600円の本を一冊読んだだけでモンテッソーリ教育ができるなら、ファミリアで月23万円もしないから、夢を見過ぎないように注意してください。

大人になったあなたでも

大人になってからでも将棋とかピアノが上達するか?

モンテッソーリ教育の要は勤勉性を養うことにある。上記の引用にあるように、根気強く勤勉性を養う教育だ。私はこの記事を書いていて「勤勉性」というキーワードにたどり着き、ある本の内容を思い出した。「トップアスリート量産地に学ぶ 最高の人材を見いだす技術 」という本だ。
読書ノートがないので正確な引用ではないが、その中の一節ではっきり覚えている内容がある。だいたい以下のような内容だ。

著者はジュリアード音楽院のバイオリン専攻している学生の腕前と、入学するまでのバイオリンの総練習時間の平均の関係を調査した。以下の表にそれをまとめてある

まぁ、表のとおりなのだが、面白い事実がある。それはAクラスで練習時間が1万時間未満だった人は一人もおらず、また1万時間以上練習したのにAクラスになれなかった人は一人もいなかったそうだ。才能よりも練習がもの言うのだ。

この調査からわかるとおり、地道に練習を重ねる勤勉性こそが大事なのだ。たとえあなたが幼児のときにモンテッソーリ教育を受けていなくても、我慢強くピアノでも将棋でも外国語でも熱心に取り組めば、必ず上達する。ただし、プロにはなれないけど。

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このブログの筆者

早川朋孝
早川朋孝
ネコ好きな読書家。
月一冊は専門書を読むのが目標。年間読書計画はだいたい決まっているが、だいたい横にそれるのが悩み。好きな作家は塩野七生さん、佐藤優さんなど。タバコ嫌いで、ちょい右寄りです。

仕事はウェブが専門。学生の頃よりウェブ制作に従事し、CMSの提案やアクセス解析が得意。上場企業や、東京オリンピック関連サイトなど大規模ウェブサイトのプロジェクトを多数経験。仕事のウェブサイトはこちら
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