Facebookなどでたまに見かける不思議な広告の正体

Facebookでこんな広告が出ていた。事情を知らない人がこの広告を見ても、何の目的で広告を出しているのかよく分からないだろう。で、特段の怪しさを感じなかったので、クリックしてみた。

そしたら、ブログなのか何なのかよく分からないページが表示された。内容は空疎で、1記事が長くないのに、クリックしないと続きが表示されない。無駄にページが分割されていて、短い記事が4ページくらいになってる。ちなみに見る価値はないけど、以下がURLです。
http://kore-mita.com/archives/8162

これが何のためのサイトかというと、アフィリエイト収入だけが目的の個人ブログだと思います。情報抜き取るとか特別な害はないけど、ちょっとせこい。それはさておき、広告を出してまで自分のアフィリエイトブログに誘導している人は、実際どのくらい儲かっているのか?

たぶん赤字です。

私が昔運営していたあるウェブサイトは、目的のキーワードでSEOに成功してアフィリエイト収入が月8万〜15万くらいの時がありました。じゃあ、さらに収入を増やすためにリスティングなどの広告にまで手を出したかというと、出してません。商材によりますが、アフィリエイト収入は1件の利益がすごく小さいので広告を出すその時点で利益はかぎりなくゼロに近くなります。なのでアフィリエイトで広告を出すっていう発想自体が無意味なんです。

じゃあ、なんのために広告を出しているのでしょう。赤字なのに。

多分ただのバカです。

この写真は上記URLの最後の部分のキャプチャです。「ネット上の反応」なんて手作業で自作自演して、涙ぐましい努力です。本当はこんな反応ないはず。もし本当に反響があるなら、普通はSNSの画面なんかをキャプチャーとるとかするんだけど、これを書いている人はしてない。何の反響もないからしようがないのです。

どれくらい経費をかけているか

この写真のように30秒も調べれば簡単にわかるのだけど、システムはワードプレスという無料のCMSを使っているのはお約束で、サーバーはXSERVERです。安いプランは月1000円くらいのレンタルサーバーで、そんなに大量のアクセスには耐えられない。つまりアクセスが多くないのです。http://kore-mita.com/archives/8162を見ると「いいね」が18万とありますが、たぶん「あなたのページにいいねします」みたいな怪しい有料サービスを使ったと思われます。本当に18万人のファンがいるなら、Facebook広告を出す必要ないしね

そして記事の最後に、まとめサイトや低クオリティのウェブサイトにお約束の「いかがでしたか」が最後に記述されています。まとめ記事に「いかがでしたか」と書かれれる理由【広告収入のために何でもするまとめサイト】に書いた通り、「いかがでしたか」と記述のあるサイトはたいていは広告収入だけが目当ての低レベルのウェブサイトです。書いている人、意味不明な広告を出している人は何の経験も実績もない横着な人である可能性が高い。

広告がいつまでもなくらい理由

ネット広告を出して楽にもうけるなんて不可能なので、少しやって赤字と気づいて飽きてやめる。別のバカがまた同じことを考え広告が出てくる。この繰り返しです。

こんなこと繰り返すより真面目にコツコツ仕事するほうがいいですぜ。喫茶店でアルバイトでもするほうがまだ安定した収入になります。いま飲食業界は人手不足なので、ひくてあまたでしょう。

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このブログの筆者

早川朋孝
早川朋孝
ネコ好きな読書家。
月一冊は専門書を読むのが目標。年間読書計画はだいたい決まっているが、だいたい横にそれるのが悩み。好きな作家は塩野七生さん、佐藤優さんなど。タバコ嫌いで、ちょい右寄りです。

仕事はウェブが専門。学生の頃よりウェブ制作に従事し、CMSの提案やアクセス解析が得意。上場企業や、東京オリンピック関連サイトなど大規模ウェブサイトのプロジェクトを多数経験。仕事のウェブサイトはこちら
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