ウェブは用いる人のリテラシーで決まる 月140時間の読書・新聞三紙の書評・有料メルマガから社会人に有益な本を紹介
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敗戦を終戦と表現するのはアメリカが戦後の占領をしやすくするための宣伝工作です。私たち日本人は「敗戦は日本政府のせいだ」という宣伝工作を信じ、明らかな日本の「敗戦」を「終戦」と置き換えるようになりました。

A級戦犯は「すごく悪いやつ」という意味ではありません。A級、B級、C級というのは罪の種類が違うだけ。これらの恣意的な区分を作ったのはアメリカとイギリスで、すさまじく傲慢な発想に基づいて作られていることが『日米開戦の真実』と『アーロン収容所』を読めばわかります。この時期に報道される戦争絡みの内容は偏ったものが多いので、大人のあなたはまずは良書で正しい知識を得ましょう。

『日米の衝突』に通奏低音のように一貫しているのは、自由の国アメリカから見た日本という異質な資本主義の国に対する競争相手として意識です。なるほどアメリカ人は日本をこう見ているのかというのがよく分かり、例えば外資系の東京オフィスで働いている日本人からすると、同僚のアメリカ人の見方が変わるかもしれない。

人は恥ずかしい質問にはたとえ匿名であっても素直には答えない。しかし、検索エンジンには自分から告白する。本書はgoogleのデータサイエンティストが明かした驚愕のビッグデータの世界。下世話な事例が多く紹介され、ビックデータという新しい概念を親しみやすく紹介している。

東京医大の女子差別や杉田水脈に代表される相次ぐ昭和のオヤジたちの世間一般の常識とかけ離れた振る舞いを、腹立たしく思っている人は多いでしょう。でも、わたしはそんなに絶望していません。というのも昭和オヤジたちはあと10年〜20年もすれば大半が第一線から退いて、今SNSで声をあげる若い人が社会の中核を担うようになるから。そしたら今よりましな日本になると思う。

ネトウヨの世界を覗き見ることができる小説。現実にネトウヨと関わりを持つなんて不愉快なだけだろうから、小説で代理体験すればいい。読みやすく面白い小説で、おすすめ。

団塊ジュニア世代ということで割を食った現在のアラフォー女性の困窮を、同じくアラフォー女性の著者が丁寧に取材して描いた力作。劣悪な環境で日雇い労働した女性の経験から、強姦魔を撃退した女性の体験談まで笑いも涙も、希望も絶望も幅広く含む良書。新書で読みやすい。

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早川朋孝

仕事の合間に月140時間ほど読書します。新聞は三紙、他に有料メルマガなどを購読し色々な本に目を通しています。このブログではその中から、ビジネスに直接あるいは間接的に役立つ本を紹介します。忙しい社会人はこれだけ読めばOKというブログを目指します。

仕事は業界15年のウェブ運用の専門家で、文系出身ですがシステムの提案やデータ分析をしています。ネコ好きなタバコ嫌いで反トンデモ。明治学院フランス文学科卒。