Webは用いる人のリテラシーで決まる 文学部卒で30代で突然エンジニアに転向した私が切り抜けてきたこと
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エンジニアが初めてWordPressで環境構築した際の初心者にはあまり参考にならない情報エンジニア向け

WordPress

初心者がWordPressで環境構築する際の注意点

腰をすえてブログ運用を始めるに際してWordPressを選択しました。自分でやってみて分かった注意点を整理してお伝えします。

WordPressを選んだ理由は自分がエンジニアだから

WordPressを使うメリットは利用者が多く運用のノウハウを身に調べるのが楽であること。つまり学びのコストが安いという点にあります。本屋にいけば関連書籍もたくさんあります。一方でデメリットは、やはりメリット同様に利用者が多いこと。そしてフリーのソフトであること。これが意味するのは悪意ある者に狙われやすく、セキュリティに難があるということ。

デメリットに関しては、自身がエンジニアでありサーバー保守などができるので、WordPressのセキュリティに難があることはカバーできると判断しました。何かトラブルがあってもバックアップ体制をとっておけば簡単に復旧できるし、いまどきサーバーを用意するのはクラウドでもVPSでも安く簡単にできるので復旧はどうにでもなるのです。

以上を総合するとメリットがデメリットを上回ると判断しました。これがWordPressを選んだ理由です。この結論は、構築する人がエンジニアであることが前提となっています。つまり、データベースのバックアップもとれない、復元もできない、dos攻撃の対策もとれないという初心者がWordPressで自前のブログ環境を構築するということ自体に無理があり、基本的にはおすすめしません。繰り返しますが、素人のWordPress運用はリスクが大きいのでやめるべきです。

それでも「あたしはWordPressでブログ書きたいんだ、勉強のために構築したいんだ」という方は先を読み進めてください。

初心者がWordPressを構築するにあたっての注意点

私はWordPressの環境構築は今回が初めてでしたが、ある程度納得のいくブログ環境にするのにだいたい2週間ほどかかりました。ちなみにWordPress構築に専念していたわけではないですよ。

ウェブ運用に関してはMobvableTypeほか独自開発のCMSなどを長いこと扱ってきたので、CMSには慣れています。したがって「まぁだいたいこんな感じだろう」と見当をつけながら構築作業を進めることができました。

これはCMSがなんたるか、そのモデルが頭にあるから簡単にできたのですが、裏を返すとCMSのモデルが頭にない人、ウェブ初心者の人がWordPressを初めて使う場合は、時間がかかることを意味しています。そういう場合、多くの初心者はウェブで検索して済まそうという人が多いでしょうが、それより本を一冊買ったほうが理解ははやいです。それはなぜか?

書籍は体系的に整理されているし、出版社の人が生活をかけて本を制作しています。「WordPressで環境構築」のような本の場合は当然わかりやすさに重点を置いていると推測できるので、初心者向きと言えます。編集を生業としている人の手が入っているのだから、WordPress初学者が書籍を利用するのは多いに利点があります。

一方ネット検索はたいてい情報はバラバラです。ある分野の体系的な知識がない人がネット検索して情報を集めるのは土台無理があります。情報の真偽も判断がつかない。初心者がWordPressの構築方法を検索だけで済まそうという姿勢は、時間がかかり余計なコストなるでしょう。体系的な知識の吸収に金はけちらないというのは効率よく仕事を進める上でとても大事です。

というわけで初心者の方は、WordPressの本を買うことをおすすめします。

サーバー構築をどうするか

さあ、WordPress構築本を買ったので、準備万端といきたいところですが、その前にWordPressをインストールするサーバーを用意する必要があります。こればかりは初心者には不可能です。え?「レンタルサーバーでいいか?」ですって!レンタルサーバーでのウェブ運用はおままごとです。ままごとがしたいのなら、ご自由にどうぞ。止めません。

私は別にレンタルサーバーをバカにしているわけではないので勘違いしないで欲しいのですが、サーバーのスペックやアクセス負荷を考慮する必要がなく、手っ取り早くブログを書きたい、ウェブサイトを作りたいという人にとってレンタルサーバーという選択肢は多いにありです。初心者のために色々なインフラ事業者がサービス展開しています。

これを踏まえてサーバーをどうするかは、素人の現実的な選択肢は以下に絞られましょう。

  • レンタルサーバーで落ち着く
  • 気合いをいれてサーバーを扱う技術を身につけて自前でサーバー構築する
  • エンジニアに依頼してサーバーを構築してもらう
  • カゴヤのWordPress専用サービスのような難易度がレンタルサーバーよりは上、専用サーバーよりは下というプランを利用する

世の中たくさんの選択肢に溢れています。どれを選ぶかはあなた次第です。

このブログを書いてる人
早川 朋孝

業界15年のウェブエンジニアです。文学部卒で20代はSEO、アクセス解析などフロントの運用を中心に経験しましたが、30代のある時、ひょんなことから一人情シスのような状況を経験することになり、流れでそのままエンジニアに転向しました。プログラムやサーバー管理、数学の勉強などをしなおして、いまではWebのことはフロントからバックエンドまでなんでもできます。

本が好きで月140時間は読書します。このブログではWeb業界で経験してきた業界の裏側、読書で学んだこと、技術ノートなどを書きます。ネコ好きなタバコ嫌いで、明治学院フランス文学科卒。

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