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書評・読書

【読書ノート】『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来』

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『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリによる続編『ホモ・デウス』は科学の発達した未来で、人間がどうなるのか様々な分野を横断して縦横無尽に語る。著者は本書で人に自由意志など存在せず、あるのはただのアルゴリズムだ言う。最新の科学は冷酷なまでにその事実を私たちに突きつけてくる。しかし、私たちは自分の運命を自分で決めることができる。決めているのは自分自身だと、そう思いたい。本書をどう捉えるかは読む人によって大きく異なるだろう。考える材料を豊富に提供してくれる。

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【書評】レット・プラトーン 14時間の死闘 著者:クリントン・ロメシャ

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レッド・プラトーン

2009年10月3日午前6時、アフガニスタンのヌーリスタンにあるアメリカ軍基地をタリバンの重武装した300人の兵士が奇襲した。基地は山に囲まれ攻撃に弱い脆弱な地に築かれていた。攻撃は14時間に及び、多数のアメリカ軍兵士が死傷した。本書はその攻撃を生き延びたクリントン・ロメシャによるノン・フィクション

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愛すべきネコちゃんの本【読書感想】『猫はこうして地球を征服した』

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猫はこうして地球を征服した

ネコは獰猛な野獣性を保ったまま人間と共存している。ネコちゃんは犬のように何かに役立つわけではない。犬は防犯や、狩猟に役立つけど、ネコはただそこにいるだけ。それなのに人間に愛され、無条件で安全と食を得るという最高の特権を得ている。果てはインターネットにまで進出している。題名通り、猫は地球を征服していると言えるでしょう。

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私たち人間はいずれ絶滅する 【書評】6度目の大絶滅

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6度目の大絶滅

私たち人間はグローバル化を引き起こし、かつて個別に存在していた生態系を破壊してしまった。外来種としての人間が猛威をふるった結果、各地域の辺縁性がはぎ取られ生態系は壊されてしまった。かつて1000年に一種程度だった絶滅は、今は毎年推定4万種が絶滅している。このような状況はかつて地球が経験したことがなく、人新世(アントロポセン)と呼ばれている。

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書評『死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相』 著者:ドニー・アイカー

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謎の遭難事件として名高いディアトロフ峠遭難の真実に迫ったノンフィクション。極寒のウラル山脈でテントを捨てた結果、登山経験豊富な9名からなる若い登山チーム全員が命を落とした。事件にはまった著者は私財を投じて真相に迫り、一人の生存者がいることを知る。

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コンビニに外人が増えた理由。その数は今後もっと増えるけど、やがて減るかも

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最近コンビニに外国人が増えた理由は、日本が人口減社会でありそれを補う労働力として、外国人留学生と技能実習生が利用されているからです。しかし、外人が無制限にいるわけなではないし、いつまでも便利な日本社会を維持できるとは限らない。これからは多少不便な世の中であることを受け入れなくてはならないのではないだろうか。

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東京拘置所の地震マニュアルが生き残る示唆に満ちている件『獄中記』

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獄中記

大地震が発生した時の生存率は、日頃の心構えがものをいいます。自宅や職場で水や食糧、簡易トイレを用意しておく。助け合えるよう人付き合いをしておく。こういったちょっとした用意で、いざという時に困らずに済むし、生存率も高まります。

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ただのチンピラがどうやってドイツ総統になったのかを描く【書評】1924 ヒトラーが“ヒトラー”になった年

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一介のチンピラだった男が自分の演説の才能に気づき聴衆を魅了し、やがて一揆を起こすが失敗し、ユダヤ人への憎悪を募らせながら一冊の本を書く。運や偶然に恵まれた彼はわずか6か月で仮釈放され、短期で政治の世界に復帰しやがて権力を握る。本書を読むことで、ポピュリズムのもつ危険性に触れることができる。

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英国人ジャーナリストによる中国辺境の命がけの冒険【書評】『辺境中国 新疆、チベット、雲南、東北部を行く』 デイヴィッド・アイマー〈著〉

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あなたは中国の辺境と聞くと、どういうイメージを抱くだろう?広大な中国の「辺境」一口に言ってもその表情は実に様々で、本書は英国人ジャーナリストが新疆、チベット、雲南、東北部という中国の辺境を旅して記録した渾身のルポルタージュ。大都会にいると決して味わえない大冒険を一冊の書物で追体験できちゃうお得な本です。

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【書評】「発達障害」と言いたがる人たち 著者:香山リカ

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精神科医の香山リカ氏が発達障害に関して論じた本。香山氏はここ数年「あなたは発達障害です」と言ってほしい人が増えたのに気づいたらしい。その背景に、社会になじめない人が発達障害という病気のせいにしたいという心理があると見抜く。

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