Webは用いる人のリテラシーで決まる 文学部卒・30代でエンジニアに転向した私の実践記
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書評・読書ノート

ブルドッグが苦しそうに呼吸をする理由がわかる『純血種という病 商品化される犬とペット産業の暗い歴史』 一般向け

純血種という病

レトリバーもシェパードもブルドッグもチワワも、全ての犬は雑種である。どんな犬種も特定の特徴を出すために恣意的に近親交配を繰り返されたにすぎない。その結果、純血種と呼ばれる犬は遺伝的多様性のないひ弱な犬として生きていくしかない。犬好きを自認するなら必読の書。

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本村凌二著『教養としてのローマ史の読み方』イタリアに旅行するなら読んどき 一般向け

教養としてのローマ史の読み方

古代ローマ時代にはばりばり働きたい人もいれば、自分個人の時間を大事にしたい人もいた。そういう人同士の論争もあった。まるで働き方改革で揺れる今の日本を見ているようだけど、今から約2000年も前のことです。

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『沈黙の春』レイチェル・カーソン著 改めて読んだら伝え方が巧みすぎてまいった 一般向け

沈黙の春

レイチェル・カーソンの『沈黙の春』を改めて読んだのだが、やはり古典といわれるだけあって文章が素晴らしい。著者は本当はもっと人間の悪行に対して悪態をつきたいのだろうけど、極めて冷静な筆の運びを維持し、それによって文章の説得力が増している。そこに詩情も加わり著者のメッセージ自体はすっと読む人の心に入ってくる。これを読むことで伝え方の勉強にもなるだろう。

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10連休に読んだ本をざっくり紹介します 一般向け

連休中にどんな本を読んだかと聞かれることがあったので、ざっくり紹介。不思議の国のアリスを選ぶあたりが大型連休中っぽい。

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一番好きなのはネコだけどフクロウに代わるかもしれない。偏執的なフクロウ愛を感じちゃう本『フクロウの家』 一般向け

フクロウの家

フクロウ好きのフクロウ好きのためのフクロウ愛に溢れた本。面白いのはもちろんなのだが、本自体がとにかく美しい。『フクロウの家』はフクロウ好きには垂涎だろう。文章はもちろん愛くるしい挿絵などを見ると悶絶する。本書を読むとフクロウ好きな人はさらにフクロウを好きになるだろうし、フクロウ好きでない人はフクロウに関心を持つようになると思う。鳥好き、フクロウ好きな人への贈り物にも最適。

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「働き方改革?寝言いってんじゃねーよ、ごらぁ!」という人は一読を 熊野英生著『なぜ日本の会社は生産性が低いのか?』 一般向け

『なぜ日本の会社は生産性が低いのか?』は働き方改革をテーマにした新書で、内容がとても充実しています。本書には、ブラック企業、ワンオペ、イノベーション、高齢化社会、グローバルニッチ、そもそも生産性とは何か、だめな上司とはどういう上司か、などの働く人にとって興味深いトピックが多く並んでいます。会社で人前で話す人、営業の人などはネタとして仕入れておくのも悪くないでしょう。

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いやいや残業してる人はとりあえず読んどけ 朱野帰子著『わたし、定時で帰ります。』 一般向け

わたし定時で帰ります

『わたし、定時で帰ります。』は労働問題を題材にしたなかなか秀逸な小説です。定時で帰るというテーマを、定時で帰りたい労働者の視点から、あるいはワーカホリックな観点から、または経営者の立場から見ることができます。普段長時間労働でいっぱいいっぱいの人や、あるいは働き方改革のために労働環境を是正している管理者や経営者の方はこういう小説を読むことで自分とは違う立場の人がどう考えているのか、考えるきっかけになると思います。

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一橋大卒のエリートがバブル期の銀行でどんな苦労をしたか追体験できる『友情について 僕と豊島昭彦君の44年』 一般向け

友情について

『友情について 僕と豊島昭彦君の44年』は読みどころが多い懐の広い作品。ぜひ手にとって読むことをおすすめする。作者の作品にかける想いが強く、読み始めるとすぐひきこまれるので、人によっては3時間もあれば読めるでしょう。

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嫌われてる人の本でも内容がいいなら読むほうが得だよ。津田大介著『情報戦争を生き抜く』 一般向け

著者の津田大介さんについてうんぬんはどうでもよく、昨今のネットやメディアのあり方、フェイクニュースなど課題が整理されています。メディアとどう付き合えばいいか分からない、そんな時代に指針となるような一冊です。熟読に値します。

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今から10年後くらいに大学を卒業して社会に出てくる人は優秀だからあっさり抜かれるよ『未来のエリートのための最強の学び方』 一般向け

今から10年もすれば大学入試改革が落ち着いて、文理融合した優秀な若い人が社会に出てきます。そういう人たちは歴史も哲学史も数学の基礎も備えており、仕事においても高いパフォーマンスを発揮するでしょう。いま、文系で数学を避けてきた人、あるいは理系で歴史や哲学を素通りしてきた人は、そういう未来のエリートにあっさり抜かれる可能性があるので、いまのうちに自分の不得意な分野を埋める勉強をしておいたほうがいいです。

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早川朋孝早川朋孝

業界15年のウェブエンジニアです。文学部卒で20代はSEO、アクセス解析などフロントの運用を中心に経験しましたが、30代のある時、ひょんなことから一人情シスのような状況を経験することになり、流れでそのままエンジニアに転向しました。プログラムやサーバー管理、数学の勉強などをしなおして、いまではWebのことはフロントからバックエンドまでなんでもできます。

本が好きで月140時間は読書します。このブログではWeb業界で経験してきた業界の裏側、読書で学んだこと、技術ノートなどを書きます。ネコ好きなタバコ嫌いで、明治学院フランス文学科卒。

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