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書評・読書

一番好きなのはネコだけどフクロウに代わるかもしれない。偏執的なフクロウ愛を感じちゃう本『フクロウの家』

書評・読書 一般向け
フクロウの家

フクロウ好きのフクロウ好きのためのフクロウ愛に溢れた本。面白いのはもちろんなのだが、本自体がとにかく美しい。『フクロウの家』はフクロウ好きには垂涎だろう。文章はもちろん愛くるしい挿絵などを見ると悶絶する。本書を読むとフクロウ好きな人はさらにフクロウを好きになるだろうし、フクロウ好きでない人はフクロウに関心を持つようになると思う。鳥好き、フクロウ好きな人への贈り物にも最適。

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「働き方改革?寝言いってんじゃねーよ、ごらぁ!」という人は一読を 熊野英生著『なぜ日本の会社は生産性が低いのか?』

書評・読書 一般向け

『なぜ日本の会社は生産性が低いのか?』は働き方改革をテーマにした新書で、内容がとても充実しています。本書には、ブラック企業、ワンオペ、イノベーション、高齢化社会、グローバルニッチ、そもそも生産性とは何か、だめな上司とはどういう上司か、などの働く人にとって興味深いトピックが多く並んでいます。会社で人前で話す人、営業の人などはネタとして仕入れておくのも悪くないでしょう。

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いやいや残業してる人はとりあえず読んどけ 朱野帰子著『わたし、定時で帰ります。』

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わたし定時で帰ります

『わたし、定時で帰ります。』は労働問題を題材にしたなかなか秀逸な小説です。定時で帰るというテーマを、定時で帰りたい労働者の視点から、あるいはワーカホリックな観点から、または経営者の立場から見ることができます。普段長時間労働でいっぱいいっぱいの人や、あるいは働き方改革のために労働環境を是正している管理者や経営者の方はこういう小説を読むことで自分とは違う立場の人がどう考えているのか、考えるきっかけになると思います。

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一橋大卒のエリートがバブル期の銀行でどんな苦労をしたか追体験できる『友情について 僕と豊島昭彦君の44年』

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友情について

『友情について 僕と豊島昭彦君の44年』は読みどころが多い懐の広い作品。ぜひ手にとって読むことをおすすめする。作者の作品にかける想いが強く、読み始めるとすぐひきこまれるので、人によっては3時間もあれば読めるでしょう。

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嫌われてる人の本でも内容がいいなら読むほうが得だよ。津田大介著『情報戦争を生き抜く』

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著者の津田大介さんについてうんぬんはどうでもよく、昨今のネットやメディアのあり方、フェイクニュースなど課題が整理されています。メディアとどう付き合えばいいか分からない、そんな時代に指針となるような一冊です。熟読に値します。

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今から10年後くらいに大学を卒業して社会に出てくる人は優秀だからあっさり抜かれるよ『未来のエリートのための最強の学び方』

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今から10年もすれば大学入試改革が落ち着いて、文理融合した優秀な若い人が社会に出てきます。そういう人たちは歴史も哲学史も数学の基礎も備えており、仕事においても高いパフォーマンスを発揮するでしょう。いま、文系で数学を避けてきた人、あるいは理系で歴史や哲学を素通りしてきた人は、そういう未来のエリートにあっさり抜かれる可能性があるので、いまのうちに自分の不得意な分野を埋める勉強をしておいたほうがいいです。

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人の知識はアップデートされないせいで勘違いして損してる『ファクトフルネス』

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界は私たちが思っている以上にずっと豊かで平和になりつつあります。日々のニュースには貧困や飛行機事故、テロや銃乱射、火事、交通事故などがあるけれど、そういった悲惨な出来事で亡くなる人は実はごくわずかです。データに基づいて正しく世界を認識しよう。それが著者の主張です。

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ラゾーナ川崎は川崎の本当の姿じゃないよ。川崎のダークサイドを紹介する『ルポ 川崎』

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ルポ川崎

ショッピングモールとして大成功しているラゾーナ川崎によく行く人も多いでしょう。でもラゾーナは川崎の本当の姿じゃないです。本当の川崎はもっとすごい。もっとダーク。ディープな川崎を知りたいなら、うってつけの本があります。それは『ルポ 川崎』です。こういう本を読むと、電車でオフィスに通って仕事をしているだけだと絶対に気づかない現実を知ることができます。

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生活保護で堕落しきっている人の生活はどんなものなのか追体験『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』

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『ルポ西成』を読むと世の中の広さをつくづく感じる。東京やその他都市部にいてオフィスワークしているだけでは一生知らない世界が広がってる。でも、考えれば戦後の日本はみんなこんな感じだったわけでしょ。誰だって突然困窮する可能性はあるわけで、困窮した後の生活がどんなものなのか、本書で追体験をするのは悪くない

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馬鹿な上司を持った人の対処方法が分かる『恐怖の男 – トランプ政権の真実』

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恐怖の男

馬鹿な上司に出会ってしまったらどうすればいいか。この対象方法がトランプの側近がトランプとどう付き合っているかから学べます。でもね、最終的には、見捨てるしかありません。

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