ウェブは用いる人のリテラシーで決まる 月140時間の読書・新聞三紙の書評・有料メルマガから社会人に有益な本を紹介
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書評>戦争

太平洋戦争の最悪の作戦として悪評高い「インパール作戦」をNHKが取材した。反響のあったTV番組を書籍化したもので、情報量がテレビとは全然違う。本書はいろいろな読み方ができると思うけど、ブラック企業で仕事をしていて辛い思いをしている方には特におすすめ。そういう組織にいる限り状況がよくなることはないわけで、逃げるしかないと分かる。

A級戦犯は「すごく悪いやつ」という意味ではありません。A級、B級、C級というのは罪の種類が違うだけ。これらの恣意的な区分を作ったのはアメリカとイギリスで、すさまじく傲慢な発想に基づいて作られていることが『日米開戦の真実』と『アーロン収容所』を読めばわかります。この時期に報道される戦争絡みの内容は偏ったものが多いので、大人のあなたはまずは良書で正しい知識を得ましょう。

『日米の衝突』に通奏低音のように一貫しているのは、自由の国アメリカから見た日本という異質な資本主義の国に対する競争相手として意識です。なるほどアメリカ人は日本をこう見ているのかというのがよく分かり、例えば外資系の東京オフィスで働いている日本人からすると、同僚のアメリカ人の見方が変わるかもしれない。

2009年10月3日午前6時、アフガニスタンのヌーリスタンにあるアメリカ軍基地をタリバンの重武装した300人の兵士が奇襲した。基地は山に囲まれ攻撃に弱い脆弱な地に築かれていた。攻撃は14時間に及び、多数のアメリカ軍兵士が死傷した。本書はその攻撃を生き延びたクリントン・ロメシャによるノン・フィクション

はびこる暴力とテロ。悲惨なニュースに日常的に接していると、今日の世界はとても暴力的な世界だと思うかもしれない。しかし現実は違う。統計が語るのは今日は史上空前の平和な時代であるということである。著者スティーブン・ピンカーは科学的な姿勢を徹底し、様々なエビデンスを示しながらそれを証明していく。

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早川朋孝

仕事の合間に月140時間ほど読書します。新聞は三紙、他に有料メルマガなどを購読し色々な本に目を通しています。このブログではその中から、ビジネスに直接あるいは間接的に役立つ本を紹介します。忙しい社会人はこれだけ読めばOKというブログを目指します。

仕事は業界15年のウェブ運用の専門家で、文系出身ですがシステムの提案やデータ分析をしています。ネコ好きなタバコ嫌いで反トンデモ。明治学院フランス文学科卒。