ブログ記事アーカイブ
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【書評】歴史の証人 ホテル・リッツ
第二次大戦中のホテル・リッツは、数多くの歴史的出来事の舞台となった。へミングウェイ、ロバート・キャパ、マルセル・プルースト、アルレッティ、ジャン・コクトー、ココ・シャネルなどが登場し、フランス好きな人を楽しませてくれる。そしてワイン好きも惹かれるだろう。
続きを読む【書評】恐怖の地政学
地政学の考え方を身につければ、新聞の国際面の理解度が飛躍的に増します。
続きを読む【書評】チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷
塩野七生のデビュー作「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」は、毒のあるエネルギッシュな人に会ったときの対処法を学べます。周囲の人の心配を一顧だにせず突き進む人、そんな人との付き合い方に迷っている人、あるいはまだそういう人に会ったことがない人は、はこういう本を読んで代理体験を積みましょう。
続きを読む【書評】チーズと文明
「チーズと文明」を読むと、チーズと共に歩んできた人類の歴史を追体験できます。「チーズだけでよくここまで語れるな」と感心しちゃいます。オリエントと西洋の歴史をチーズという愛すべき食べ物を通して覗いてみましょう。
続きを読むムーミンの舞台が本当にフィンランドなのか原作を読みなおしてみた
愛すべきムーミン。センター試験で話題になったムーミンの故郷。さて真相はいかに?
続きを読む仮想通貨って結局なんなの?複数の本と新聞を読んで勉強してまとめてみた
仮想通貨ネムの騒動で「仮想通貨って何?」っていう人は多いでしょう。自分で勉強する気のないあなたの代わりにまとめました。
続きを読む【書評】ギリシャ人の物語3
日本の最高の知性塩野七生による最後の大作「ギリシャ人の物語」。いい男ばかり書く塩野七生が最後に選んだのはアレクサンダー大王。
続きを読む【読書ノート】ハンザ 12-17世紀 フィリップ・ドランジェ著
ひとことでハンザ同盟といってもその歴史は長い。歴史家フィリップ・ドランジェは史料を丁寧に読み込み、中世の北ドイツに君臨したハンザの正体に迫る。世界史の教科書には対して記述されていないが、本当は長い歴史を持つハンザ。知的興奮を覚えたい人は必読。
続きを読む【書評】サピエンス全史
あなたは詐欺られているがそれに気づいていないとしたら?当然だと思っていることが嘘だとしたら?「サピエンス全史」ではそんな発想を学べる。最近、ビッグヒストリーという言葉を耳にするようになった。一般的な世界史、つまりギリシャ、次にローマ、そして並行して古代中国から始まる歴史ではなく、宇宙の誕生から始まり、地球が生まれて、生物が誕生し、やがて人類が誕生する。
続きを読む【書評】ペストの記憶 ダニエル・デフォー
17世紀のロンドンで流行したペストのさまを描いた小説。小説とはいえ著者:ダニエル・デフォーは完全なフィクションでもなく、ノン・フィクションでもないようなスタイルで、ペストの恐怖を伝えることに成功している。その怖さに背筋が冷たくなります。
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